ピアスについて。耳元のオシャレの大事さ

【私とピアス】
私が初めてピアスの穴を空けたのは、十代最後の頃です。
それまで真面目一方で、オシャレにも無頓着。
でも高校卒業をキッカケに、一気に身の回りが気になってきました。
眉毛を抜いたり、髪を切ったり、染めたり。
ピアスも友人と一緒に耳鼻科に行き、ホールを空けて貰いました。
当時は今と違って、あまり可愛いイヤリングがありませんでしたので……それに、長時間つけていると、耳が痛くなってくるのです。
それから可愛いピアスを見つけては、とっかえひっかえ、装着するようになりました。
シンプルな輝石だけのもの、銀や金のもの。
猫の形のものや、風に揺れる長いフックタイプなど。
二十代前半の頃は、薄い緑色の珠を連ねた、ロングタイプがお気に入りでした。
でも……気が付けば、私は三十代。
あまりピアスに凝ることがなくなっていました。
仕事中にデイリー使いするには、シンプルなほうが良いからです。
あまり派手なモノはどうかと思うし、合わせる服を選ぶし……。
飾りの無い、ぽっちりと小さな輝石のものを使い分けていました。
透明な白色、黒色、セピアっぽい色など。
服を選ばないから、もうこれが一番良い、と思っていたのです。
今年の一月、ある方の作品と出会うまでは……。

【キラキラピアスとの出会い】
その出会いは、偶然でした。
都内の某所で、お休みにブラブラ歩きをしていた時のこと。
駅前の広場で、ハンドメイドマーケットが開催していました。
何の気なしに見て歩いていると、あるブースの前で足が止まりました。
そこは女性の方が、一人で作って販売している、スワロフスキーアクセサリーのお店でした。
シンプルなディスプレイ、でも商品は一つ一つ、とても輝いています。
そちらは、色とりどりのスワロフスキーのパーツを組み合わせて、あまり見ないデザインの装身具を作っていました。
指輪などもありますが、ほとんどはピアス(イヤリング)です。

透明で、複雑なカッティングを施された、キラキラ光るパーツ。
色も様々なら、貝やバレリーナ、猫などのパーツを合わせた、形も様々。
飾りの少ないシンプルなもの、長く連なった、ロングタイプのもの。

特に私の心を捕えたのは、大きなドロップのようなピアスでした。
透明で、色がたくさん。
可愛いけど、ギリギリ職場でもつけられそうです。
そして、これが大当たりでした。
レモン色の飴のようなピアスは、服を選ばず、それでいて耳元にアクセントを作ってくれるのです。
シンプルな服でも、耳に色があるだけで、こんなに華やかになるなんて……。
今では同じ場所に出店している時、出来るだけ行って、新しい作品を購入しています。
お値段も、一つ千~二千円ぐらいで、買いやすいですし。
薄いグリーンに鮮やかな青色、透明に、金のパーツと濃い緑の石。
今では毎日、
「どのピアスにしようか」
と、ピアスに合わせて服を決めるほどです。
三十路になっても、新たな楽しみを見つけられて……毎日ちょっとした喜びです。